dianthumの断面

ホームページをご覧の皆様こんにちは。

農場だよりです。

 

今朝は天気がイマイチでしたが、おかげで写真が綺麗に撮れました。

 

Paph. dianthumを交配するついでに、花の構造のお勉強です。

パフィオの袋状の花弁をリップやポーチと呼びますが、それを蘭展で初めて目にしたお客様が

「食虫植物みたいね!」と言われることがよく有ります。

 

確かにリップは虫を捕まえるのが仕事ですが、食べるわけではなく逃げ道が用意されています。

リップはつるつるとしている部分と毛が生えていてザリザリしている部分があり、落ちた虫は一方通行の毛の道のトンネルを進み奥へと導かれます。

そして奥には柱頭と花粉塊が用意されていてそこで受粉されます。

 

花の構造が理解できると蘭を見るのがますます楽しくなります。

 

今日は写真日和の薄曇りだったので面白いように綺麗に撮れた気がします!

 

農場に一番近いソメイヨシノももうすぐ開花しそうです。

 

明日と明後日のブログはお休みの予定です。

それでは皆様さようなら(^^)