ミニ・オルキダリウムのその後

ホームページをご覧の皆様こんにちは

農場だよりです。

 

3月の万平ホテルらん展の時に、写真のオルキダリウムを作ってから半年が経ちました。

 

結構うまく出来たので、壊さずにそのまま育てています。

 

オルキダリウムはオーキッド+テラリウムの二つの単語を合わせた造語です。

 

こちら今日の様子です。

 

ジュエルオーキッドのGoodyera pusilla 'Galaxy'は新芽が出てきて世代交代しました。

 

赤い葉のMonolena primurifloraはオルキダリウムを作ってから2回目の花の蕾が出ています。

大きい葉が出るたびに切り落としてなんとか小さくしていますが、窮屈そうです。

代わりになる程よい大きさの後景用の植物を育成中です。

 

温室の外に生えていたオオスギゴケは植えた後も元気に育っています。

 

流木が寂しかったので、YZW先輩が持ってきてくれたマメヅタというツル性の丸葉のシダを絡めました。

良い雰囲気です(^^)

 

右下の伸びている草はあるお客様にもらった、庭に生えていたというセダムです。セダムには良くない環境なので徒長しています。

 

前景に張った苔はことごとくノコギリクワガタに掘り返されてしまいました。

 

 このオルキダリウムの住人であるノコギリクワガタは、先月YZW先輩が農場で拾ったものです。

 

新入社員N澤はクワガタも好きなので入れました。


越冬しないで寿命がくる種類なので、秋のちょっとの間と思っていましたが、けっこう馬力があるのでどんどん掘り返されています。

 

餌は信玄餅についていた黒蜜を、スポンジに浸み込ませてスプーンにのせて与えています。

 

彼は毎日夕方に出勤してきます。

クワガタムシが土木工事に勤しんでいると、このスプーンがひっくり返されて黒蜜が散らかって汚れます。

 

 

オルキダリウムは小型のランを植え付けて栽培したり、

株の栽培は棚で作って、飾るときだけ組み上げて用が済んだら解体して何度も作って遊んだりといろいろな楽しみ方がありますね。

 

ノコギリクワガタが寿命を迎えたら、今度は小さい陸棲のカニを飼おうかと考えています。

 

 

このオルキダリウムもそうですが、プラスチックの容器は軽くて気軽に置けますが、曇りやすく傷が付きやすく汚れやすいです。

オルキダリウムを作るときはガラス製の容器の方が良いかと思います。

 

 

引き続き様子をみたいと思います!

 

それでは皆様また明日(^^)