三島パフィオ鑑賞会の出展花

ホームページをご覧の皆様こんにちは

農場だよりです。

 

2月1日土曜日に開催された「第52回 三島パフィオ観賞会」の展示の花をご紹介します。

 

審査員の審議によって全ての出展花の中から選ばれる同好会賞の1位は、村上周次様出展の

Paph. Double Emerald 'Brutus'

でした。

 

弊社作出の極大輪のアンバー系です。

およそNS17cm DS13cmの圧倒的大きさと両立する整った花型や美しい色合いが評価されました。

GM/JOGAにも入賞しました。

 

出席者全員の投票により選ばれる人気投票の1位は、

安田成喜様出展の

Paph. Pot of Gold 'Kaoru'でした。

 

 

armeniacumの直接の子供でありながら素晴らしく整った花型と大きさ、そしてarmeniacumを思わせる美しい黄色が評価されGM/JOGAにも入賞しました。

 

こちらも弊社交配の苗から咲きました。

 

国内作出新花賞は交配名のRHSへの登録から2年以内、もしくは交配名未登録の国内で作出された品種の中から選ばれる賞です。

 

1位は安田成喜様出展の

Paph. Galaxy Stone 'Kaoru'でした。

 

弊社作出の登録したばかりの最新品種です。

見事に整った美しい花型と、つややかで上質な弁質の本種中最高個体です。

咲き進み白くなりきった時にはさらに美しくなりそうです。

95点の高得点でGM/JOGAに入賞しました。

 

今年のJOGA入賞花集の表紙を飾るのはこの花になるかもしれませんね。

 

最も優れた点花の中から選ばれる

木村賞は、弊社出品の

Paph. (Special World x Thunder World) 'Superb'

でした。

 

弊社交配のVS13-100番の交配の初花です。

非の打ち所がない整った花型と美しい花色の展開の良い花を長いステムに咲かせているエレガントな点花です。

 

最も優れた原種の中から選ばれる廣田賞は

長尾憲佑様出展の

Paph. malipoense 'Green Apricot'

でした。

 

丸く整った花型の重厚感のあるmalipoenseでした。

花弁の厚みがあるため緑色が濃く編み目模様も濃色でした。

 

 

続いて出展花の写真です。

だいたい全部撮ったと思います!

 

会場の様子と講演会の様子です。

 

三島パフィオ鑑賞会会場の三島商工会議所には、うなぎのお宿という水槽が置いてあります。

この日はたまたま餌やりの日だったようで、例年は隠れていて見当たらないウナギが乱舞していました。

珍しいものを見ました!

 

ウナギは昔の三島では水神様の化身と考えられていて食べると罰が当たるとして大事にしていたそうです。

いまではみんな食べられ住処を奪われ三島にも野生のウナギは殆どいないそうです。

 

 

話は逸れましたが、今年も三島パフィオ鑑賞会では素晴らしいパフィオを沢山観賞することが出来ました。

 

弊社作出の品種も高く評価されました。

 

30数点がJOGAメダル審査にかけられ、

写真のPaph. Golden Hero 'Reiwa'と、同好会賞、人気投票、国内作出新花賞の1位入賞花の合わせて4点がGM/JOGAに入賞しました。

 

 

 

有意義な時間を過ごせました(^^) 

それでは皆様また明日!

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    清水昭一 (水曜日, 05 2月 2020 10:47)

    素晴らしい花の写真を沢山見せて頂き有難うございます写真でも圧倒されます実際に此の目で見たいものです関東の方々が羨ましいです広島では残念ながら絶対に無理です。
    我が家でもPot of Dold が咲きましたJOS審査に出しましたが残念ながらシルバーメダルに終わりました大きさと色は申し分無かったのですがペタルがやや抱え気味で減点されました次回ゴールド目指して頑張ります。