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農場だよりです。
昨日に引き続きオープンハウス2023の入賞花をご紹介します。
各社賞の発表です。
東京オーキット・ナーセリー賞は、武井様ご出品の
Pecteilis hawkesiana (Syn.sagarikii)でした。
社長が昔農場でこのランを1万球ほど球根を育てて販売しようとしたところ、販売する前にほとんど枯れてしまって苦い思いをしたそうで、そのランをきれいに咲かせておられることからこの株が東京オーキット・ナーセリー賞に選出されました。
白と黄色の花が綺麗なタイ原産の地生蘭です。
1970年代にタイのラン研究の父ラピ・サガリク博士に因んだ名前をつけられ広く知られましたが、後の研究で1890年代にすでにHabenaria hawkesianaとして記載されていたことが判明したそうで、現在では名前がもともとのhawkesianaに変わっています。
太陽園芸賞は、清水様ご出品の
V. denisonianaでした。
若い株ですが、鮮やかな黄色の花色と整った花型が光る、将来性を感じる株です。
瀬戸内オーキッド賞は、冨澤様ご出品の
C. labiata 'Miyuki Pure' SM/JOGAでした。
美しいセミアルバの形の良い花を5輪しっかりと咲いていました。
秋らしい素敵な作品です。
Hiro's Pitcher Plants賞は、笠原様ご出品の
Cleisocentron merrillianum 'NKT'でした。
ボルネオの青いランとして今では広く知られていますが、笠原様はこのランが一般に広く知られる前から長く栽培しており屈指の栽培技術をお持ちです。
今年も綺麗に咲かせて展示していただきました。
ベストグロワース賞は、笠原様ご出品の株でした。
昨年のグロワースコンテスト苗配布後すぐに大きい鉢に植え替えたことが決め手となり、他のご出品株より大きく育っていました。
明日は他のご出品株の写真をご紹介します。
それでは皆様また明日!
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