まさかまさかの花芽!

ホームページをご覧の皆様こんにちは

農場だよりです。

 

凄いロスを作ってしまったかもしれません...!


パフィオの原種は多くの種でアルビノが見つかっていますが、ロスチャイルディアナムは未だ発見されていません。


そこで色の薄い個体同士を掛け合わせて累代していきアルバム個体を作ろうと思い立った交配から、

なんと花茎にほとんど色の乗っていない、色の薄い花茎の花芽が出てきました!

 

TB17-68 Paph. rothschildianum x sib ('TB-1' x 'Primogenitor')

 

 

ちょうど同じくらいの生育ステージの通常タイプの花芽と並べてみました。


普通ロスチャイルディアナムは株は緑一色ですが、花茎は真っ黒です。
花芽は特に色素が濃縮されているので色濃いものです。

 

今回の株はまだ花茎が短いにも関わらず花茎の色が薄く、苞葉のストライプも淡くなっています。

 

こちら両親です。

 

両親ともどこかしら色が抜け落ちているところがある色の薄い個体です。


もしこの色の抜け落ちが種子を作る胚や花粉母細胞にもあったらどうなるでしょうか?


そんな不確かなところからスタートしましたが、いきなりアルビノ個体に近づいた感じがします。

 

両親の名前は'TB-1' = Tokyo Blanc 1、'Primogenitor'(始祖、祖先)という、なるべくアルバム個体が出るように願って(かつ全然白くならなかったときに恥ずかしくないよう一目では白狙いと分からない)名前を付けて交配しました。

 

'TB-1'は('Tiger March' x 'Val')の交配から、'Primogenitor'は ('Salt'n Pepper' x 'Western Monarch')から咲いた花です。

 


花が咲くまで固唾をのんで見守ります!

 

ちなみにロスチャイルディアナムのアルバム個体というと、昔、画像を加工して緑の花にしたものを発表し、「アルバム個体の苗が出来たぞ!」と世界中を騙して苗を売り捌いた業者がいました。
弊社も騙されて苗を仕入れたところ普通に通常タイプの花が咲いてしまったという苦い経験があります。

 

本物のロスチャイルディアナムのアルバム個体を見たいものです!

 

 

それでは皆様また明日(^^)