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農場だよりです。
ゴーストオーキッドが並んで咲いています。
左:Dendrophylax Little Ghost (sallei x lindenii)
右:Dendrophylax lindenii
昔はポリリザPolyrrhiza属やポリラディキオンPolyradicion属とされていましたが今はデンドロフィラックス属になっています。
交配種のDendrophylax Little Ghostの方が花が大きく成長も早いです。
右の株もDendrophylax lindeniiとして農場に来ました。
花も小さいし尻尾も短いので原種かなと思いましたが、やはりやたらと成長が早くローブの突起が大きく距が短いのでどうもLittle Ghostのように思います。
昨秋にも咲いてこの春にも咲きました。
原種のlindeniiにしては簡単に咲きすぎです(^^;
環境適応力が弱く栽培が難しいlindeniiと、丈夫で成長が早いDendrophylax salleiを掛け合わせてハワイで作られた交配種がDendrophylax Little Ghostです。
近年多く流通しているGhost Orchidの多くはLittle Ghostがlindeniiラベリングされて流通しているようです。
原種のlindeniiは唇弁のローブの突起 (側裂片) が小さいものや斜め下を向く花が多いようです。
自生地の株の花の写真を見ると色々個体差はありますがおおむねその傾向にあります。
lindenii
https://www.inaturalist.org/taxa/131250-Dendrophylax-lindenii/browse_photos
sallei
https://www.inaturalist.org/taxa/858247-Dendrophylax-sallei/browse_photos
ある程度信頼性のある情報と共に入手したDlax. lindeniiもありますが、本当に成長が遅くて花がまだ咲かないのでなかなか比較できません。
スーザン・オーリアン著作の有名な本「蘭に魅せられた男」を読んでポリリザ・リンデニーに憧れて以来、原種のDlax. lindeniiを見たいと思っていますがなかなか難しいです。
結局は本物を見たければ自生地に行けという話ですね。
ともあれ、lindeniiもsalleiもLittle Ghostも近縁なGhost Orchidであることに違いはありません。
霧の中で幽玄に咲く幽霊蘭には秘密がよく似合います。
むやみに暴き立てるような真似は無粋かもしれません。
育てやすく良く咲くゴーストオーキッドが流通していることに感謝しながら、ただ風に揺れるゴーストオーキッドの花を眺め、夕刻から夜の間だけ香る素晴らしい香りを堪能することとします。
自生地でも同じようにひっそりと咲いて風に揺れているでしょうか。





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